香川県宇多津町地域活性化起業人の理学療法士、町の高齢者に向けて健康脳測定会を開催!
認知症予防ベンチャーのアグリマス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:小瀧歩、以下「当社」)は2023年5月から香川県宇多津町と地域活性化起業人制度に基づく提携を結んでおり、当社所属の理学療法士が宇多津町の住民の皆様の健康維持と予防意識の向上を目指して取り組んでおります。
宇多津町では高齢者の疾病の中では転倒による骨折が一番多く、高齢者の骨折は身体的な問題だけにはとどまらず、その後の生活にも大きく影響を及ぼします。そこで、高齢者の保険事業と介護予防の一体的実施に関する取り組みとして、2024年1月23日に香川県宇多津町にて『健康脳測定会』を開催いたしました。
【高齢者の保険事業と介護予防の一体的実施とは】
一体的実施は、地方自治体が中心となって後期高齢者などを対象に、介護保険の地域支援事業と後期高齢者医療広域連合の保健事業を一体的に実施して、高齢者が健康で自立した生活を維持し、介護が必要になるリスクを減らすことを目的としています。このシステムは令和6年度までに全ての市町村において一体的な実施を展開することを目指しており、医療専門職が関与し、 保健医療の視点から受診勧奨を行うなど、フレイル対策、疾病予防といった高齢者の特性に応じたサービスに結びつけていきます。
【日本一転ばない町に向けた地域活性化起業人の取り組み】
地域活性化起業人として活動する理学療法士は、月の半分以上を宇多津町役場で勤務しています。地域の体操教室や役場主催のイベントと連携して、高齢者向けの健康脳測定会を実施し、骨折リスクの高い高齢者の特定と予防策の実施に努めます。そこで得られた服薬状況や今までの転倒回数などの個人データを収集し、宇多津町にあるKDBデータと紐付けて町全体で高齢者を守り、一体的実施の観点からも、予防意識を向上させていく仕組みを構築しています。このような取り組みを通じて、高齢者の骨折件数を減少させ、医療費の適正化と地域コミュニティのさらなる活性化を目指していきます。
アグリマス株式会社は、測定会や地域活性化起業人の活動を通じて、地域住民の健康増進とリスク管理に貢献し、地域課題に取り組んでまいります。当社の活動に興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ニュースリリース記事はこちら