こんにちは。アグリマス（株）作業療法士の藤原と申します。

先日、加茂市にて予防終活イベント「より良く歳を重ねるには〜認知症予防と終活から紐解く〜」

を開催しましたので、その報告をさせていただきます。

今回は定員を超える110名以上の方がご参加くださり、

講演中は皆様たくさんメモをとりながら聞いてくださりました。

講演後にアンケートを実施して、その結果が興味深いものでしたので、その結果をご紹介します。

結果はいかがでしたでしょうか？

アンケートの結果から皆様、「認知症予防・終活・空き家対策」に関心があるようです。

私自身、たくさんの高齢者と関わってきましたが「終活」に関してはデリケートなものだと感じておりました。
しかし、アンケートの結果を見ると、

「歳を取ってもずっと健康に過ごしたい」
「人生の最期まで自分自身で意思決定をしたい」
「思い入れのある家を空き家にしたくない」

このような思いが伝わってくるようです。

また、地域には「通いの場」が少なくなりつつあるようです。
高齢者の自宅に訪問することがあるのですが、ほとんど自宅から出ずに過ごしている方は少なくありません。
「ずっと家にこもってちゃいけないのはわかるんだけど…。」
そうおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。

家から出ずに、刺激の少ない環境で暮らしていると、認知症になってしまうリスクは上がってしまいます。
しかし、外出の機会があると外に出るために体を動かすことになるので、身体機能の維持ができます。何月何日の何時にどこへ行くのか、何をするのか覚えておくこと、何かをしたいという意欲があって自分から行動すること、これは脳への刺激になります。また、お友達と会うことで社会の中での自分の役割の認識ができます。

いかがでしたでしょうか？

アグリマス株式会社では、全国自治体向けの「認知症予防・終活・空き家対策等」の講演会を実施しております。
少しでもご興味がありましたらどんな質問でも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。