こんにちは！作業療法士の藤原です。
今回は新潟県加茂市の「健幸さんの家」での、通いの場の運用事例、健幸TV導入状況についてご紹介いたします！

「健幸さんの家」では居宅支援事業所と行政書士事務所が共同で、毎週2回「健幸TVプログラム」を開催しており、毎回約15名ほど参加いただいております！

会場は地元の温泉施設「加茂七谷温泉 美人の湯」です。
小さな町なので、参加者同士が顔見知りで、おしゃべりや家庭菜園で作った野菜のおすそ分けなどが行われる様子が見受けられます。

美人の湯では、通いの場として様々な役割を果たしており、具体的には

● 地元農家が生産した野菜の販売
● 運動プログラムに加え、月一回の終活・介護等の勉強会の実施
● 公式LINEを開設し、終活・介護に関する情報配信や個別相談窓口の提供
● 地元の薬局や葬儀社とともに、葬儀会館「メモリーナ西加茂 にすけ会館」での出張開催や、薬剤師による「お薬相談会」の実施

など、地域の皆様の多様なニーズに対応しております！

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昨年9月と10月には「健康脳測定会」が開催され、半年間の健幸TVプログラムを受けた後、今年3月に再び「健康脳測定会」を実施予定です。
半年間の間にどのくらい体の変化があったのか、その情報から医療専門職が分析を行い、認知症のリスクなどを調べることができます。

健幸さんの家では、認知症介護予防プログラムの他、参加者同士や地元農家とのつながり、企業との連携が生まれてきています。
今後の通いの場の課題として、ただ行くだけの場所ではなく、企業や地域社会などのさまざまなコミュニティとの連携をおこない、一人一人に合わせた多様なニーズへの対応を行なっていく必要があります。

アグリマスでは「健康脳測定会」の実施、そこから得られた情報をもとに個々人へアプローチを行い、高齢者を支える仕組みを地域の通いの場に構築していきます。

これからもアグリマスでは認知症予防・介護予防を通して、医療費介護費節減に向けた取り組みへ引き続き注力してまいります！
弊社の取り組みについて興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。